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スポーツモードが楽しいフィットハイブリッドRS

スポーツモードが楽しいフィットハイブリッドRS


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エンジンカーのフィットから
ハイブリッドのフィットに乗り換えました。

※この記事は、私の主観的な見方で書いているので間違った部分があるかもしれません。


エンジンカーとハイブリッドの比較

まず、シート取り付け位置が高い、
一番下までシートを下げても、比較的高い着座位置になるので視界は良好です。

ステアリングが上下に動く、チルト調整機能が付いてることに感動しました。

ステアリングの切れ方が大きく違う、
これは車庫入れでも違いが分かるレベルです。

そして実燃費、
ノーマルモード走行でモニターに表示される平均燃費は、
普通に走っても25Km/L程度は出る感じ。



もう一つは見えないところだが、エンジンマウントが違う。

エンジンマウントの役目の一つに、
エンジンの振動を室内やステアリングに伝えないといった役目がある。

初見のザッとしたフィーリング

ノーマルモードの街中のゼロスタートは、モーターの力でスッと出る。

ピッチングも少なく、バイパスなどの車線変更は、舵角も少なく、ステアリングから伝わるボディ剛性の高さがうかがえます。

路面が荒れている道などでは、
スピードを落とさずにそのままの速度で入ってもOKな感じです。

振動はありますが、足回りとボディが受け止め、路面のオウトツを上手く吸収してくれるような振動がステアリングから伝わります。

また、ショックとバネが馴染めば、感じかたも違ってくると思います。


変速機が無くても通常走行できるモーターの優位性

モーターは、変速機が無くても走行できます。固定のギアで普通に走行できます。

固定ギアなので、
エンジンとミッションの切り離し役目のようなクラッチもありません。
なのでダイレクト感がとても強い。

それに対して、エンジンは変速機がないと走行できません。

MT車で説明すると、
MT車で2速ギア発進はできますが、最高速度60km/hあたりが限界です。

これ以上速度を上げるためには、
高いギヤに変速機でシフトアップしなければ速度は上がりません。

また、4速ギア発進は、上手い人ならできそうですが、
ほとんどの人は、エンストしてしまいます。

何とか発進できたとしても、
ギア比が高いので速度が出るまで時間がかかります。


ダイレクト感はあるが
重量があるトランスミッション、

重くはないが、滑ってる感が強いCVT

ダイレクト感もあり、
変速機を必要としないEVのハイブリッドシステムの凄さが分かります。

モーターとエンジンのハイブリッドシステム

モーターは、低中速域が得意。
また、エンジンは高速域が得意。

このモーターとエンジンの得意領域を融合させると、

ゼロスタートはモーターの力強いトルクで中速域まで走行、

そこからはクラッチが繋がりエンジンで駆動する。

エンジン駆動は70km/h以上でなる感じ(モニターに歯車⚙️のマークが出る)

エンジン駆動の際もEVがアシストしたり、バッテリー充電を行いアシストする。

主にエンジンの動力で走行
高電圧バッテリーからの電力供給によりモーターアシストします。

モーター – 車軸を直接駆動します(状況によってはエンジンと連動します)。
と説明書に書かれているので、

エンジン走行の場合、
主はエンジンだが、モーターも駆動に参加することで両方の力で駆動する。
と私は読み解いてます。

また、エンジン出力トルクよりも、
EVの出力トルクのほうが高いのもポイントです。

ハイブリッドのRSにはスポーツモードがある

スポーツモードにすると、
駆動の制御が変わり、アクセル開度に対しての反応が良くなります。

車が軽くなる感じで、軽快さが実感できます。

ゼロスタート時にスポーツモードで発進すると、とてもエンジンカーでは味わえない加速感があります。

駆動の制御を変更すれば、
同じ車でここまで違ってくる凄さを実感しました。


スポーツモードの作動は、エンジンが常に起動し、バッテリーを充電しています。

なので、エンジンが停止してEV走行というのはない感じです。

また、エンジンが常に起動しているのでバッテリーが満タンになりやすい環境です。

ノーマルモードに切り替え、EV走行すれば燃費が回復しやすくなります。

私が、実際にスポーツモードで通勤コースを走行しましたが、ゆっくりした流れや渋滞のときの燃費はそれほど落ちません。

常にスポーツモードでもいいと思いますが、ノーマルモードと切り替えながらの走行がベストだと思いました。

カスタマイズやチューニング

EVの部分が多いため、そのままで乗る方が賢明だと思っています。

完成度がかなり高いため、
安易なパーツ交換は車のバランスを崩す原因になります。

それぐらい、高い完成度です。

できる部分は、
タイヤの内圧管理とオイル交換ぐらですかね。

特に内圧に関しては、
燃費やフィーリングがかなり違ってくると思うので、標準からイロイロ変更してみると新しい発見があるかもしれません。


タイヤも最初から、
ヨコハマのブルーアースGTが装着されています。

あまりグリップ性能が高いタイヤを装着すると、ピッチングやロール感が強く感じられ、違和感がでると思うので

交換の際は、ブルーアースGTクラスのタイヤがいいと思ってます。

私が考えるフィットハイブリッドRS

この2モーターのフィットハイブリッドRS、
普通に走行していれば、8割はEV走行です。

日常の移動から遠出に便利な高速道路、
自分のドライビングを試したいと思うような
コーナーが多い山道などあらゆる走行シーンで活躍します。

比較対象としては違うかもしれませんが、
FD2シビックタイプRに乗っていた時期がありました。

FD2は、街中でも5速に入るようなクロスしたミッションと、
2LのVTECでとてもパワフルなエンジンを搭載した車でした。

コンセプトも時代背景も違いますが、
フィットでもスポーツカーと呼ばれる車についていける車に仕上がっていると私は思っています。

見た目は普通ですが、いざ走り出したら凄いといった
「羊の皮を被った狼」的な感じです。


特にスポーツモードでは鋭い加速や、ヤル気にさせるエンジン音など、
通常とは違った楽しみ方ができます。

それに伴い、燃費はかなり落ちますが、エンジンカーほどではありません。


燃費は、車を購入する基準になっています。

スポーツカーだから、加速がいいから燃費はどうでもいい、という時代ではないような気がします。

私もFD2に乗っていたときは、燃費はしょうがない、と思っていましたが、時間が経つにつれ、燃費は大事だ!
と考えてが変わりました。

車の色は、黒系のスレートグレー・パールを選びました。

タイプRのイメージでホワイト・パールでも良かったのですが、そこを断ち切りました。


色の選択の決定打は、
カタログのパドルスイッチを紹介するページに載っていたRSを見た時グッときました。

あとで思ったのですが、
この色はステルス戦闘機っぽい色で私的には好感が持てましたね。